御蔵島とは

御蔵島ってどんなとこ?

料理イメージ

伊豆諸島に浮かぶ絶海の孤島「御蔵島(みくらじま)」。
信号機もコンビニも無い小さな小さなこの島に、きっと人が住むより昔から住んでいるたくさんの野生の
イルカ達。
海に入ると野生のイルカの鳴き声が聞こえてくる。「キューィキュィーッ、ジジジジィー、、 、」
人懐っこいイルカ達は、好奇心旺盛に近づいてきて、私達の周りをくるくると踊るように泳ぐ。
まるで「遊んで遊んで♪」 と誘っているかのように。
幼い頃に想い描いたイルカと泳ぐ夢を、この小さな島の大きな海で叶えよう。


イルカの棲む島

食材イメージ

東京から南へ200km、伊豆七島のほぼ中心に御蔵島はあります。
周囲約16km、人口約300人程の小さな島です。
太平洋から押し寄せる黒潮の流れによって、「沖で見た時ゃ鬼島と見たが」と島の唄に歌われるように人を寄せ
付け難い断崖絶壁の島になりました。
黒潮は、島の自然にいろいろな恵みをもたらしています。
黒潮に乗って運ばれてくる暖かい空気は、島に当たって雲になり、沢山の雨を降らせます。(年間降雨量は多い
年で東京の約3倍)
栄養豊富な海には魚が集まり、それを食べに海鳥が集まります。
中でもオオミズナギドリ(カツドリ)は御蔵島が世界最大級のコロニーになっています。
そして、彼らが魚を食べることによって出す良質なフンが土壌を豊かにし 深い森と多くの巨樹を作り出しました。
深く険しい山々が大量の水を蓄え、栄養豊富な土でろ過された水は、空から落ちてきた時以上の栄養を蓄え海へと帰っていきます。
そうして島の海はさらに豊かになるのです。
「来てみりゃ御蔵は情け島」と歌われるように、300人という少ない島民は昔から助け合いながら生きてきました。
嬉しい事も悲しい事もみんなで分かち合いながら育んできたこの村には、他には無いのんびりとした暖かな空気が流れています。